ベトナムの試用期間 〜労働法で規定されている期間・給与など〜

 

本日はベトナムの試用期間に関してまとめてみました

 

ベトナムにも試用期間はあるの?

日本で労働者を雇用する際に、試用期間があります。

ベトナムでも同じ様に試用期間を設けるよう、法律で義務付けられております。

ただし、季節労働契約に関しては試用期間は設けられておりません。

よって、派遣やアルバイトには試用期間がありませんので試用期間中の給与などは最初からかわりません。

もちろんその後の査定で昇給があった場合は給与は上がります。

 

そもそも試用期間とは?

本採用前に行う見習い期間である。

被雇用者は実際に現場に入って働き、労働契約の内容と実際に行う職務が異なっていないか、条件や職場の環境は問題ないかを確認し、雇用者は現場の仕事で被雇用者がパフォーマンスを発揮できるかを確認するための期間である。

 

ベトナムの法律で定められている試用期間の期間

ベトナムの労働法では試用期間の期間が業務内容によって変わって来る。

詳細は下記に記載します。

 

短期大学以上の専門技術を要する職務の場合

60日を超えない

いわゆる大学卒のオフィスワーカーなど専門技術をや修練を要する職務に付く場合の試用期間は60日が試用期間の上限となります。

現地採用の日本人スタッフ、ベトナム人の大卒オフィスワーカーなどはこちらに当てはまります。

皆様が一番ベトナムで関わる機会が多いのがこの種類の試用期間です。

 

職業訓練校、専門学校、など経験と技術を必要とする職務

30日超えない

専門学校や職業訓練校で技術を学び、工場の現場に配属されるようなワーカーはこのレベルです。

工場の現場の工員などはこちらです。

ベトナムで生産管理をしている担当者などは馴染みのある数字だと思います。

 

その他の業務

6日を超えない

アルバイトの清掃員などです。

 

試用期間中の給与

試用期間中の給与は、雇用者と被雇用者で話し合って決める。

ただし、少なくとも同様の業務に対する給与の85%でなければならない。

ベトナムの労働法では同一労働・同一賃金が基本の概念である。

ちなみに日本でも2020年4月1日から同一労働・同一賃金の法案が施行される方向で進んでいる。

この法案はパートタイム労働法というのが正式名称となっている。

パートタイム労働法(同一労働・同一賃金)詳解

 

試用期間中と終了後の権利と義務

試用期間中、終了後には雇用者と被雇用者に下記の権利と義務が保障されている。

第 29 条 試用期間の終了

1. 試用期間での業務が満足なものであった場合、雇用者は被雇用者と労働契約を締結しなければならない。

2. 試用期間中の業務が両当事者の合意を満たさない場合、各当事者は相手方に対しては事前通告、及び補償の義務がなく、試用を取り消す権利を有する。

引用:JETRO

試用期間中の被雇用者のパフォーマンスが十分なものだった場合、雇用者は労働契約を結ぶことが義務付けられている。

そして、試用期間中にお互いの合意を満たさない場合は試用期間を終了することができる。

その際に雇用者は解雇手当・失業手当は支払う必要はない。

 

いかがでしたでしょうか?

試用期間の対応をどの様にしたらいいかは経営者の皆様も迷っていた方も多いと思います。

私の記事が皆様の参考になれば幸いです。

ベトナムの法定残業時間上限・割増賃金に関して

ニャン爺紹介

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ホーチミン情報へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です