ニャン爺の考察 No.1 〜日本のIT高度人材不足に関して〜

 

”ニャン爺の考察”はニャン爺が日々の生活で疑問に思ったことを考察した記事を集めたものである。

なお、第一回は今まで疑問に思っていた日本のIT人材不足に関して考察していきたい。

 

日本はIT高度人材不足?

2020年現在、日本は空前の人手不足と言われている。

建設業界、飲食業界などありとあらゆるところで人手が足りていないとのことだ。

とりわけ深刻なのがIT高度人材である。

私も人材業界で働いていたので良く分かるが、日本では2030年にITのエンジニアが60万人不足するといわれている。

先日、某WEBマーケティング企業の担当者とお話する機会があったが、日本でIT人材を募集すると職業安定所でHTMLを学んだ元トラックの運転手のような人くらいしか集まらないらしい。

しかし、そういったIT人材に月に20万円位払ってでも採用したい会社が日本にはあると聞いている。

ベトナムで10万円も払えば5年経験がある優秀な若手エンジニアが雇えるのに30万も払って日本人のおっさんのエンジニアを雇うのはコストに見合わないだろう。

なお、エンジニア不足は世界的な現象であり、他の先進国も確保に必死である。

 

なぜIT人材が足りないと問題なのか?

それはITの開発が遅れると世界から取り残されるのが理由です。

現在の社会ではITはあらゆるところに入り込んでおり、社会のシステムをより潤滑でスピーディなものにしているが、日本はその変化のスピードについていくのがやっとである。

むしろ現時点で日本はIT後進国とすら言われてる。

いつまで経っても電子マネー・モバイル決済は浸透せず現金で支払いになり、久しぶりに海外から帰ってカフェに行けばWifiは飛んでいない。

日本にいて先進国なのに不便な思いをしている人もたくさんいるはずである。

これ以上遅れるようなら完全に世界の発展に置いてけぼりをくらうだろう。

 

どういった分野のITの高度人材が足りないのか?

世界的にIT高度人材が特に足りていない分野は下記4つである。

■人工知能
■ビッグデータ
■IoT
■ロボット

人工知能とは巷を騒がせている”AI”のことを指す。

Pythonなどの言語利用してシステムを構築するエンジニアが不足している。

ビッグデータとは膨大な量のデータを解析して嗜好や行動を予測する分野である。

データベースや統計学に関するかなり高度な知識が要求されます。

IoTとはスマート家電やスマートファクトリーなどを指すといえばお分かりいただけるであろうか。

JavaやC、Pythonなどの言語をできるエンジニアが不足している。

ロボットPythonやJavaなどの言語を利用してシステムを構築するのでこの分野のエンジニアが不足ている。

 

他にもアプリケーション開発やWeb開発、セキュリティ、クラウドなどの分野でエンジニアが世界的に不足しているがそういった人材ですら十分に確保できないのが日本の現在の姿である。

 

なぜ日本ではIT高度人材が育たないの?

日本では年功序列ェネラリストが優遇されるキャリアパスなどが足枷となって優秀な若手エンジニアが育たない仕組みになってしまっている。

海外の企業は高い給料とストレスが掛からないクリエイティブな職場環境を用意して優秀なエンジニアを迎え入れている。

そして何よりも問題なのはITに関する理解が浅いこと、IT人材が足りていないことに対する危機感が国全体にないことである。

これは今の日本の50代以上でITを理解出来ていない人が社会の要職に着いているのが主な理由と考えられる。

ITを導入したらどう世の中が変わっていくのか、どういうメリットがあるのかが理解できていないのである人が多いのである。

 

どうやって今後IT高度人材を確保するか

出尽くしたアイディアかも知れないが私が持っている解決方法を掲載してみよう。

 

日本の中高年・ニートを再教育してIT人材に育てる

もうこれに尽きるだろう。

日本の中高年・ニートを再教育する。

そもそもリストラされた40歳以上の中高年のオッサンで再就職先が見つからない人は何百万人といるだろう。

外国の若手人材もいいが、まずは国内のリソースの活用を考えるべきであるし、日本社会に貢献してきた日本人に雇用を創出するのが先である。

ニートだって60万人弱日本に存在する。

しかもこれは政府の統計出会って実際はもっと多いはずである。

日本のニート人数の推移

なおニートとは15歳〜34歳で就業・就職・職業訓練・家事をしていないものと定義されている。

ITエンジニアでも高度な仕事でなく、比較的簡単な職種をあてがえば十分対応できるだろう。

これからの時代はより変化に富んだ時代で、学んだ知識はすぐに陳腐化していく。

中高年だから学ぶ力がないというのは言い訳にはならないし、学んで自身の人生を豊かにしていって欲しい。

 

ASEAN各国などの賃金の安い地域から優秀なエンジニアを日本に迎え入れる

ASEANなどのアジア地域の若手エンジニアを迎え入れるというのが有効な手段です。

これは現時点で日本以外の先進国も積極的に実施しています。

日本でもITエンジニアとして活躍しているASEAN諸国の国籍の人は沢山います。

 

私が4年以上住んでいるベトナムでは一流の理工系の大学のホーチミン工科大学・ハノイ工科大学などに在籍する学生は世界各国の企業から狙われています。

10年ほど前はベトナムの高度人材を狙う会社は少なかったのですが、ここ数年で一気に増えました。

これは何を意味しているかというと、早晩優秀な人材は確保できなくなるということです。

ベトナムのおすすめ人材紹介会社 まとめ

 

しかし悲観することはありません。

新しく人材を養成すればいいのです。

日本側の企業が、ベトナムでオフショアシステム開発するついでに、IT人材教育育成して、日本に送る。

この手法なら現実的に実現可能なのではないでしょうか?

ベトナムの人口と各国比較 

 

日本の若者に早い段階からプログラミング教育を施す

これは最近日本でも導入され始めましたね。

早いところでは小学校からプログラミング教育が組み込れてきます。

 

ただ、正直私はこの解決策には疑問です。

プログラミングの前に覚えなければならないことが山程あり、時間が限られている小中学生にプログラミング教育を施すのは酷だと思います。

プログラミングには論理的思考能力が必要です。

日常生活や数学などで経験を積んでからでもプログラミン教育は遅くはないと思います。

小中学生で高度なことを学ばせるよりも、高校以降である程度時間を取ってカリキュラムに組み込んで行ったほうが現実的だと思います。

また、小中学生でプログラミングに興味を示す人は限られているとも思いますが皆さんはどの様にお考えでしょうか?

 

終わりに

これからの世界は情報が今まで以上の速度で拡散し、新しいサービスが次々と出てきます。

中高年になって新しく勉強するのは大変かも知れませんが、これからの世界で活躍するには自身で勉強する力というのが必要不可欠です。

そういった意味でもIT高度人材の確保は日本の中高年・ニートの再教育で対応して欲しいです。

そのほうが日本は余分なお金をかけて外国人高度人材を入れる必要も無いし、社会のシステムからはじき出された中高年・ニートの人達の残りの人生を豊かにできると思います。

私も日々研鑽してITリテラシーを高め、よりより情報を発信出来るように頑張っていきます。

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