ニャン爺の考察 No.5 〜ホーチミンコロナウィルス最新事情〜

ホーチミンでの新型コロナウィルスへの対応と現状をまとめてみました。

写真の多くは昨日・本日撮影したホーチミンの様子です。

新型コロナウィルスへの政府の対応は?(4月4日現在)

まずは新型コロナウィルスへのベトナム政府の対応を見ていきましょう。

3月31日付けでフック首相が声明を発表し、その骨子を領事館が日本語訳してれくれているにで引用します。

現時点(4月4日)でベトナム国内の営業施設は生活必需品を取り扱っている店舗以外は全て閉めるように政府から指示がでています。

在越日本領事館より
新型コロナウィルスに対するベトナム政府の対応

【ポイント】
●31日,ベトナム政府は,首相指示第16号を発出しました。主な内容は以下のとおりであり,邦人のみなさまにおかれましては,その内容にご留意ください(同指示の詳細は,以下2参照)。
1.2020年4月1日0時から15日間、全国規模の社会隔離を実施する。
(1)全ての国民は自宅に待機する。
(2)(a)食料、食品、薬品の調達や救急の目的、(b)必需品、必需サービスを生産・提供する企業・工場で働く目的、及び(c)その他の緊急の場合等、本当に必要な場合に限って外出するよう求める。
(3)接触する際2メートル以上の間隔を保つ。会社、学校、病院の外部や公共の場所において3人以上で集まらない。
(4)企業、生産事業所、商品・サービス提供事業所の長は,それぞれにおいて,感染症対策の実施、従業員の健康・安全の確保に責任を持つ。
2.交通運輸省、各省市の人民委員会は,原則として公共交通手段による旅客運搬を停止する。
3.2020年4月1日0時(深夜)から,ラオスとカンボジア国境を往来するメインゲート,サブゲートを一時停止する。

引用:在越日本領事館HP

2020年4月1日0時から15日間、全国規模の社会隔離を実施する。

4月1日から15日まで、ベトナムにいる全ての人は

自宅待機です。

生活必需品を購入する場合、生産・提供する企業で働く場合、その他緊急の場合、以外は全て外出禁止です。

なので旅行やツーリング、散歩といったところも原則禁止になります。

現在ホーチミンでは経済機能は完全にストップしており、一般の商業店舗は飲食のデリバリー・テイクアウトを除き完全に閉まっています。

またマスクの着用が義務化され、着用していない若者が検問で引っ掛かっているのを度々見かけるようになりました。

また一般の郊外のホテルなどが隔離施設に変わり、そこにコロナの疑いのある人を収容しています。

私たちが釣りでよく訪れるホーチミン南部のリゾート地CanGioでも、ホテル数軒が隔離施設になっています。

↓隔離施設になったCanGioの宿泊施設の場所↓

交通運輸省、各省市の人民委員会は,原則として公共交通手段による旅客運搬を停止する。

こちらも大きな問題です。

現在ベトナム航空は日本路線の運行を5月末まで取りやめるとの声明を発表しております。

ベトナム航空の日本路線運行停止

JAL・ANAなども日本政府からお達しがあったようで減便となっており、航空運賃も跳ね上がっております。

2020年4月1日0時(深夜)から,ラオスとカンボジア国境を往来するメインゲート,サブゲートを一時停止する

陸路の国境も封鎖しています。

陸路が封鎖されると農産物などの輸送に影響が出始めます。

またベトナム国内では省をまたいだ移動も原則禁止となり、公共路線の国内線航空便・バスなどが減便となっております。

市内では1日からタクシーの営業が完全にストップしており、グラブも車は営業しおりません(バイクは営業しているようです)。

旅客輸送は現在ではほとんどストップしているのが現状です。

カンボジア・ラオスの国境封鎖に関して

一般企業の工場勤務・オフィスワークはどうなっているの?

4月1日より、日系オフィスワーク企業はリモートワークに切り替わっているところが多く、国営のビルなどに入居している会社はビルごと休業ということになり、休まざるを得ない会社も多々あるようです。

また、スタッフの半分を出勤させ、半分をリモートワークとして、職場の人口密度を下げて、環境改善しているところもあります。

社用車も定員ギリギリではなく、定員の50%ほどにしている会社もあるとのこと。

工場に関してはどこも休まず稼働しているとの話を聞き、余り休んでいるところは少ないように感じます。

ベトナムから日本へ帰るときに日本側で入国制限はあるの?

こちらも海外に住んでいる人なら気になる所です。

下記に抜粋した文章を掲載させていただきます。

日本の入国水際対策の強化

日本人ですら帰国した際、2週間の自宅もしくは指定の施設で待機が強制になるみたいです。

また日本側が指定する入国拒否の対象国として現在49カ国があるそうです。

ベトナムは入国拒否対象ですが、日本国籍を持っていれば日本へ入国はできるとのこと。

今後このような状態がいつまでつづくのか?

それではベトナムではこのような状態が一体いつまでつづくのでしょうか?

いくつかの場合に分けて私なりに考察を加えてみたので参考にしてください。

世界のコロナ感染が縮小し、ベトナムが政府が安全だと判断した場合

最短で4月15日から本格的に経済活動の締め付けがなくなり、もとのベトナムに戻る可能性もあります。

ただ現在の指数関数的に増えていく患者数を見るとそれはごくわずかな確率です。

徐々にコロナが縮小していっても、もとの経済活動の状態に戻るのに早くても5月末まではかかるでしょう。

なにより国民がコロナに対して敏感になっているのでもとに戻るには時間がかかるはずです。

世界のコロナ感染が横ばいで、解決の出口が見えない場合

この場合は1番予想がしづらいです。

ベトナム政府の対応がコロナに対して厳しく、的確で素早いので確実な解決策が出るまでは現在のような厳しい対応が続くと思われます。

国内の移動は緩くなるかもしれませんが、感染国からの外国人の受け入れは当分先になると思われます。

世界のコロナ感染が爆発的に増加し、ベトナム政府が危険だと判断した場合

これは今まで以上に厳しい処置になるでしょう。

ただ現時点で既に厳しい対応をしており、ベトナムの各都市はロックダウン状態です。

これ以上に厳しい対応を考えるのが難しいほどに人民の行動・経済活動は統制されています。

この状態が続くようならベトナムの企業の多くは倒産し、多くの失業者で溢れかえるでしょう。

治安も当然悪化し、日本人には住みづらい街になることは明白です。

現時点ではまだ影響は微々たるものですが、今後はコロナの弊害が顕在化してくるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

今回のベトナムのコロナウィルス対策の現状考察は?

ベトナム政府のコロナウィルスに対する対応は厳格でスピーディーです。

その御蔭で感染拡大を早い段階で防ぎ、犠牲者が少ない状況になっています。

日本も見習ってほしいですね。

それでは今日はこの辺で。

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